自社開発の時代は終わろうとしています

2008年1月15日

誤解を恐れずに言います。

自社独自システムを開発、運用する時代は終わろうとしています。

自社で独自開発をすると、自社の業務に合ったシステムになるのですが、大きなコストが発生します。

また、現状の仕事の仕組みをベースに開発されることが多く、改善はできても「革新」は生まれにくいという特徴があります。

そんな中、ITはどんどんパッケージ化が進んでいます。

パッケージ導入のメリットは、何よりも安価であること。

そして、複数の他社事例から、ベストと思われる業務フローで使う様になっているので、改善ではなく革新へとつなげることができるということです。

これは、従来の業務の延長ではないので、導入企業に大きな変革を求める可能性が高いのです。

その結果、改善ではなく革新を実現できる企業があるのです。

ただし、パッケージの業務フローや考え方が、自社の「強み」「競争力の源泉」を消してしまう場合、そのパッケージは導入すべきではありません

まず間違いなく、導入が失敗に終わります。

 

ネット上のシステムを借りる・・・・ASP

従来のパッケージとは異なり、インターネット上にシステムが存在し、ユーザがそのシステムを借りて使うという形になってきました。

これをASP ( Aplication Service Provider )と言います。

従来のパッケージソフトは、自社内にサーバを置いたり、PCへのインストール等が必要でしたし、運用そのものにノウハウが必要でした。

そのために、SEを社内に配置したり、雇ったり、保守契約が必要であったりしました。

ASPでは、システムそのものは、業者のデータセンターにありますので、こういったコストは不要となります。

さらに、アップデートもサーバ側で行われますから、継続的にバグ修正されますし、機能追加もされていきます。

多くの場合は、Internet Explorer などのブラウザを使って利用することになるので、ネットを使える環境があるなら、自社内の導入コストはかかりません。

 

進化させたのが・・・・・・SaaS

このASPの特徴をさらに進めたのが、SaaS(Software as a Service) と呼ばれる考え方

ユーザから見た際のASPとの最大の違いは、他のシステムとの連携を考慮していることと、見た目のカスタマイズが可能であることです

 

【システム連携】

業務処理システムから、経理システムへデータを渡してあげたり、その逆ができたりする様に作られています。

この結果、業務毎にバラバラになっていたシステムを、大きな一つのシステムとして利用できる様になります。

また、業務毎にベストのサービス(パッケージ)を選定することができるので、費用対効果を最大化できます。

 

【カスタマイズ】

原則として、業務フロー、システムフローのカスタマイズはできません。

ですが、システムで扱っているデータの名前を変えたり、表示内容を少し変えるなどは得意です

これにより、ユーザにとって融通の利くシステムになっています。

 

時代の流れは、どんどんSaaS へと動いています。

SaaSの普及で最も恩恵を被るのは中小企業

いままでシステム構築費用が高くて手が出なかったとか、開発をするだけの人員確保ができなかったというところには、うってつけです。

従来の方式よりも、圧倒的に低コストで導入、運用ができ、革新へとつなげることができるのです。

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