販路開拓のためにネットショップを開きたいと言われますが・・・ |
2009年2月5日
景気が悪化したことで、多くの企業が売上不振に苦しんでおられます。
特に、中小企業は深刻な事態に陥っているところが少なくありません。
だからでしょうか?
「景気悪化による売上減少に対応するため、ネットショップを開設したい」
というご相談が増えています。
ですが、
ネットショップで売上を作り、利益を上げるというのは、なま易しいものではありません。
良く考えてみて下さい。
これは、新しい販路開拓であり、新しい店舗の出店です。
ネット上なので、実店舗よりも店舗を作るコストは抑えることができます。
しかし、そこにお店があるということを知ってもらう仕掛け作りや、お客様がどんな風にお店をみていただけるか、あるいは、どんな反応をしてくれるのかという部分は、ネット上だから直接見ることができません。
間接的にそれを知る仕組みが必要です。
そうした仕組み作りや、運用にはそれなりの間接か直接かに関わらずコストがかかります。
さらに、ネット上の店舗ですから、ほぼ間違いなく通販になります。
通販事業には、それなりのノウハウが必要で、多くの企業にとっては全く新しい事業分野でしょう。
いわば、新規事業の立ち上げです。
新規事業が簡単に成功するか?といえば、そんなに甘いものではありません。
「ネットであれば、誰でも簡単に売上が上がる!」そんなことが通用していたのは、2002年頃までです。
それ以降、非常に多くの企業、個人が参入してきたことで、競争が激化し、どんどん高度になっています。
簡単には成功できない様になってきているのです。
そうしたことを理解した上で取り組まねばなりません。
新規事業として、新規店舗出店をするのですから、きちんとした事業計画書が必要です。
そこには、人とお金が大きく必要になります。
さて、こうしたご相談を戴く企業の多くは、自分達で集客をしたことがありません。
そこで、「まずは、現在のリアルなビジネスにおいて、集客活動、販促活動を始めませんか? 」という提案をさせていただくことが多いです。
集客するためには、ターゲット設定や、自社の強みを見つけるなどの作業が必要ですし、ターゲットが反応するための文章等も考えなくてなりません。
まさに、通販事業を行うためのノウハウなのです。
こうしたことを少しづつ積み上げてから、通販という新規事業を始める方が、リスクも少なく、捨て金になる量も抑えることができるはずです。
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