分析をしたいという前に行うべきこと

2009年6月26日

IT投資で大きな効果を得ることができるのは、大雑把ですが、次の様なレベルがあります。

レベル1:業務効率の改善

レベル1.5:営業ルート開拓

レベル3:分析機能の活用による攻めの経営

 

以下にて、簡単に説明します。

 

レベル1:業務効率の改善

 ITを使って効率よく仕事を行い、余剰時間を作る。その余剰時間を「稼ぐ」仕事に回すことで成果を得るものです。

 初期段階のIT投資で得られる最大の効果はここにあります。

 

レベル1.5:営業ルート開拓

 インターネットの活用により、新たな営業ルートの開拓です。

 中小企業の多くは、営業が弱いのですが、ネットを活用すると圧倒的低コストで強化することができます。

 

レベル3:分析機能の活用による攻めの経営

 IT化により蓄積されたデータを、経営判断のために分析、活用するものです。

 売れ筋商品を見つけたり、売上の高い営業マンが、どんな営業プロセスになっているかなどを分析することで、攻めの展開へつなげることができます。

 

 

営業の強い会社の社長とお話をすると、いきなりレベル3を求められることが多いのです。

 

しかし、分析をするためには、様々な数字を入力していなければなりません。

分析のために入力するというのは、業務を増やすだけであり、経営効率を落としてしまいます。

したがって、日々の業務で勝手に数字をとれる状態にしておかねば、IT活用としては本末転倒な話になってしまいます。

 

ところが、営業の強い会社は、意外なことに、こうした基本を実行されていません。

レベル1ができていない会社で、いきなりレベル3の成果を得るのはほぼ不可能なのです。

 

まずは業務効率の改善に取り組みましょう。

そのためにマニュアル化を推進し、ITを積極的に利用する仕組みに会社を変えなくてはなりません。

その後で、やっと、蓄積したデータの分析を行う土台ができるのです。

 

 

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