マニュアル化の推進は人が考えない様にする為ではない |
2009年10月21日
様々な作業を進める際、マニュアルを整備し、チェックシートに基づき作業を進めます。
基本的には、マニュアルに書いていない事をしてはいけないし、するべきではありません。
だからといって、マニュアルに記載されていることを、ただロボットの様にこなすのもNGです。
そんな仕事に仕事なら、人間がする意味はありません。
「マニュアルに書いていないことはするべきではない」ということは、「マニュアルに書いている通りに作業をして、決して考えてはならない」という意味ではありません。
どんなマニュアルにも、なぜ、その様な手順になっているかという意味があります。
その意味を常に考えながら、より良き手順、方法がないかを考えながら作業しなくてはなりません。
また、マニュアルは人間が作ったものです。
人間はミス、間違いを犯します。時として、うっかり忘れることもあります。
従って、マニュアルを絶対視してはなりません。
もしかしたら間違っているかもしれないのです。
マニュアルがあるから考えなくてよいのではなく、マニュアルを思考の参照軸に置いて、その意味や効果を常に考えるのです。
考えることで、間違いや漏れを見つけることができれば、それをしかるべき手順に基づいて、社内で提案し、手順を変更しなくてはなりません。
ただし、明らかに間違いがあり、そのままでは不具合があると分かっているのに、手順にとらわれ、その場での解決を行わないのは愚かな行為です。
目の前で天ぷら油に火がつき、燃えているとしたら、警察や消防への連絡より前に天ぷら鍋に蓋をして、鎮火をするべきです。
そのまま、燃えさかるに任せるわけにはいきません。
マニュアルは、人が間違えたり、忘れたり、うっかりすることを防ぐために、チェックリストとして利用するものです。
考えずに仕事をするために作るのではありません。
より高度な考え方、よりよき思考、クリエイティブワークを行うために作り、活用するのです。
そうした思考を忘れた人の作業は、仕事ではありません。
ただの作業であり、ロボットでもできます。
人間がやるからには、常に改善、進化をする様に、よりよき方法がないのか?を考えて仕事ができる様でなくては意味がないのです。
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