他人の時間を予め確保することが自分の仕事を進めるポイント

2010年9月1日

一人で上げることのできる成果には限界があります。

他人の力を借りてこそ、大きな成果とすることができる。

仕事ができる人と言われる人は、多くの人達の協力を得ている人です。

 

協力と言っても、特別なことばかりではありません。

社内の先輩や上司の助力を得ること。アドバイスをもらうこと。

それも他人の力を借りるということです。

 

社外の人の力をお借りすることで、自社だけではできないことを実現すること、友人、知人からアドバイスをもらうこと。

お客さまから貴重なご意見を戴くこと。

これら全てが、他人の力を借りると言うことです。

 

一般的には、同僚や先輩、上司の力を借りることが最も多いでしょう。

こういった人達にどうやって手伝ってもらうか?が重要です。

学生でないのだから、困っているところを優しい先輩が、懇切丁寧に見に来てくれて、手をさしのべてくれるなんてことはありません。

 

困っているなら、自分で困っているということを主張し、協力を仰がねばなりません。

問題があるなら、問題があることを示す。

これが、仕事の基本です。

 

注意しなければならないのは、忙しいのは自分だけではないということです。

同僚も先輩、上司だって自分の仕事を抱えています。

職階が上がれば、抱えている仕事の大きさ、重要度が高くなるのが一般的です。

 

そうした、忙しい人達に助けてもらうためには、それなりの配慮が必要です。

気配り無くして、協力を得ることはできないということを認識しておかねばなりません。

協力をしてもらうということは、そうした人達の貴重な時間を、自分のためにつかってもらうということです。

 

他人の時間を自分に分けて貰うのですから、それ相応のことをやらねば、自分の思い通りにはいきません。

もし、上司の了承がなければ、自分の仕事が進まないのであれば、いつまでに了承をもらうか?を事前に上司と確認し、上司の時間を確保すべきです。

そうした、確認がありながら上司が遅れている様な場合は、どうなっていますか?と聞くべきです。

 

ところが、一方的にメールや書類を提出し、「そこに書いている内容についてコメントをもらっていないので、仕事が進みません」などと言うのは、事前に上司の時間を確保していないし、責任を果たしているとは言えません。

報連相の基本である、「相手が必要としている時に、相手が必要としている内容を伝える」ことをせず、自分の都合を勝手に押しつけているだけです。

 

上司や先輩に、何か確認してもらったり助言して貰ったり、あるいは何かの成果物を出して貰う必要があるなら、事前に、「いつまでに、どんなものを、なぜ、必要か」を説明し、納得頂いた上で、「あなたの時間を、○月○日の○時~○時まで私にください」とお願いし、了承を得ておくべきです。

そして、そこから逆算して、自分の仕事の時間割を決めていく。

 

それを、自分の一方的な都合だけを押しつけても、相手は動いてくれません。

その結果、自分の仕事が進まなかったとしたら、それは上司や先輩の責任ではなく、上司や先輩の時間を確保できなかった自分の責任なのです。

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